このようなお悩みはありませんか
当てはまる症状にチェックを入れてみてください。一つでも心当たりがある場合は、早めのご相談をおすすめします。
歯周病は「サイレントディジーズ(静かな病気)」とも呼ばれ、初期〜中期にかけてほとんど痛みがありません。「痛くないから大丈夫」と放置しているうちに、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けていることがあります。気になる症状があれば、お早めにご相談ください。
藤沢駅南口 徒歩1分|水曜・祝日休診
歯周病とはどんな病気か

歯周病は、歯の周りの組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨など)に細菌が感染して起こる、慢性的な炎症性疾患です。虫歯と並ぶ歯科の二大疾患のひとつで、日本人が歯を失う原因の第1位でもあります。初期段階では自覚症状がほとんどなく、気づかないまま進行するのが特徴です。
プラーク・歯石が引き起こす炎症のしくみ
(歯垢)蓄積
硬化
炎症
溶ける
抜ける
※磨き残したプラークが硬化すると「歯石」になり、通常の歯みがきでは取り除けなくなります
プラーク(歯垢)は主に細菌の塊で、毎日の歯みがきで除去できますが、磨き残しがあると硬化して歯石になります。歯石は細菌の温床となり、歯周ポケット(歯と歯ぐきの溝)の中で毒素を出しつづけることで、じわじわと炎症が深部に広がっていきます。
歯周病は、実はとても身近な病気です
「自分は関係ない」と思っていても、定期的に歯科で検査を受けてみると初期の歯周病が見つかることは少なくありません。特に30代以降は発症率が急激に上がるとされており、定期的な検診が大切です。
歯周病は「サイレントディジーズ(静かな病気)」とも呼ばれます。初期から中期は痛みをほとんど感じないまま進行するため、気づいたときには歯槽骨がかなり溶けていた、というケースも多くあります。「痛くないから大丈夫」という判断が、歯を失うリスクを高めてしまいます。
歯周病の進行ステージ

歯垢(プラーク)に含まれる歯周病菌が毒素を放出し、歯ぐきに炎症を引き起こします。痛みはほとんどなく、歯みがきの際に血が出ることがあります。この段階では骨への影響はありません。

炎症が歯ぐきの奥まで進み、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットが深くなります。細菌によって歯を支える歯槽骨が少しずつ失われはじめます。口臭が出てくることもあります。

歯槽骨や歯根膜にも悪影響が及び、はっきりとした自覚症状が出てきます。歯がグラグラと動くようになったり、歯肉退縮によって歯が長く見えるようになることがあります。

歯の根の深い部分にまで汚れが付着し、歯周ポケットも非常に深い状態です。歯槽骨はほとんど破壊されており、歯のグラつきも悪化し、噛むことや食事もままならなくなります。
第1・第2段階であれば、クリーニングとセルフケアの改善で大きく改善できます。第3段階以降は外科的な処置が必要になるケースも増えてきます。「まだ痛くない」という段階でご相談いただくことが、長く歯を残すことにつながります。
歯周病と全身疾患の関連
歯周病は「口の中だけの問題」ではありません。歯周病菌や炎症性物質が血液を通じて全身をめぐり、さまざまな疾患を引き起こす・あるいは悪化させることが、多くの医学研究で報告されています。口腔の健康を守ることは、全身の健康を守ることでもあります。
歯周病菌が血管内の炎症を促進し、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクを高めるとされています。歯周病のある方は心疾患リスクが高まるとする研究が多数あります。
糖尿病があると歯周病が重症化しやすく、逆に歯周病が悪化すると血糖コントロールが難しくなるという双方向の関係があります。どちらか一方を治療することで、もう一方も改善するケースがあります。
妊娠中の重度の歯周病は、早産や低体重児出産のリスクを高める可能性があると報告されています。妊娠中のお口のケアは、お母さんだけでなくお子さんの健康にも関わります。
歯周病菌の一種(ジンジバリス菌)が脳内に侵入し、アルツハイマー型認知症の発症に関わる可能性を示す研究が進んでいます。口腔ケアが認知症予防につながる可能性が注目されています。
口腔内の細菌が唾液と一緒に気道に入り込み、肺炎を引き起こすことがあります。特に高齢者では重篤化しやすく、口腔ケアによる予防が重要視されています。
骨粗しょう症は歯槽骨(歯を支える骨)の密度を低下させ、歯周病を悪化させる要因になります。特に閉経後の女性では歯周病との関連が指摘されており、定期的な検診が重要です。
持病をお持ちの方や、全身の健康が気になる方も、ぜひ一度歯周病の状態を確認されることをおすすめします。歯周病を早期に治療・管理することが、全身の健康維持にもつながります。藤沢市・神奈川県でお口の状態が気になる方は、当院へお気軽にご相談ください。
歯周病を放置するとどうなる?
歯周病は「癖だから仕方ない」「そのうち治るだろう」と放置しがちな病気です。しかし痛みがないまま進行し続け、気づいたときには取り返しのつかない状態になっていることがあります。放置した場合に起こりうるリスクを正直にお伝えします。
歯周炎が進行すると、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)が細菌の炎症によって溶けていきます。骨が失われた歯はぐらつきはじめ、最終的には抜け落ちてしまいます。日本では歯を失う原因の第1位が歯周病です。むし歯よりも多いことは、あまり知られていません。
歯を失ってしまった方はインプラント治療のページもご覧ください歯周病は感染症でもあります。適切な治療をしないまま放置すると、隣接する歯の歯周組織にも炎症が波及し、口腔内全体の歯周環境が悪化していきます。1本の歯の問題が、気づけば複数の歯に及んでいたというケースは少なくありません。
歯周病菌や炎症性物質が血液を通じて全身をめぐることで、心臓病・糖尿病・誤嚥性肺炎・認知症などとの関連が指摘されています。口腔内の炎症を放置することは、全身の健康リスクを高めることにもつながります。
初期の歯肉炎であれば、クリーニングとブラッシング指導で比較的短期間に改善できます。しかし骨が大きく失われた重度歯周炎では、歯周外科手術や長期のメンテナンスが必要になるなど、治療が大幅に複雑化・長期化します。早期に対処するほど、患者さんの身体的・経済的な負担も軽くなります。
歯周病は初期から中期にかけてほとんど痛みがありません。痛みを感じる頃には、すでに歯を支える骨がかなり溶けてしまっていることがほとんどです。気になる症状が一つでもあれば、まずは検査だけでも受けてみてください。
当院の歯周病治療
当院では「歯周病の状態を正確に把握し、進行度に合った治療を丁寧に行うこと」を大切にしています。一人ひとりの口腔内の状態は異なります。まず現状をしっかり診査した上で、患者さんと一緒に治療の方向性を決めていくことを基本としています。
歯周病の治療では、まず現状を正確に把握することが出発点です。歯周ポケットの深さの測定、レントゲンによる骨の状態の確認、プラーク・歯石の付着状況の評価など、口腔内全体を細かく診査します。その上で、患者さんお一人おひとりの状態に合った治療計画をご提案します。
歯周病治療の基本は、炎症の原因となるプラーク(歯垢)・歯石を徹底的に除去することです。歯と歯ぐきの境目や歯周ポケットの内部に付着した歯石を、専用の器具(スケーラー)を使って丁寧に取り除きます。重度の場合は、歯根の表面をなめらかにして再付着を防ぐルートプレーニングも行います。
歯科医院でのクリーニングだけでは、歯周病の再発を防ぐことはできません。毎日のセルフケアの質を高めることが不可欠です。患者さんのブラッシングのくせや磨き残しを確認しながら、正しい歯みがきの方法やフロス・歯間ブラシの使い方を丁寧にお伝えしています。
治療の効果を確認するため、改めて歯周ポケットの深さや炎症の状態を検査します。改善が見られた場合はメンテナンスへ移行し、不十分な場合は次のステップの治療をご提案します。
基本的な歯周治療を行っても改善が見られない場合や、歯周ポケットが深く通常のスケーリングでは器具が届かない場合には、外科的な処置をご提案することがあります。また、歯周病によって失われた骨や歯肉の再生を目指す「歯周組織再生療法」についても、適応があるかどうかを含めてご説明します。
歯周病は、治療が終わったあとも定期的なメンテナンスが欠かせない病気です。歯周病菌を完全にゼロにすることはできないため、定期的にクリーニングと検査を受けることで再発のリスクを下げることができます。治療後も患者さんの口腔内の状態に合わせた間隔でメンテナンスをご案内しています。
当院は藤沢駅南口から徒歩1分の立地にあります。藤沢市内はもちろん、茅ヶ崎・鎌倉・平塚など神奈川県内の広いエリアからアクセスしていただいています。お仕事帰りや週末の通院もぜひご活用ください。
よくある質問
歯みがき時の出血は、歯肉に炎症が起きているサインです。必ずしも歯周病が進行していることを意味するわけではありませんが、歯肉炎や初期の歯周炎が原因であることが多いです。放置せず、一度検査を受けられることをおすすめします。
はい、非常に多くあります。歯周病は「サイレントディジーズ(静かな病気)」と呼ばれるほど、初期から中期にかけて痛みがほとんどありません。「痛くないから大丈夫」と思っていても、歯を支える骨が溶けていることがあります。定期検診での早期発見が大切です。
基本的な歯周病治療(歯周ポケット検査、スケーリング、ルートプレーニング、ブラッシング指導など)は保険診療で行えます。ただし、歯周組織再生療法など一部の治療は自由診療となる場合があります。詳しくは診察時にご確認ください。
歯周病の進行度によって大きく異なります。初期の歯肉炎であれば数回の通院で改善する場合もありますが、中等度から重度の歯周炎では数ヶ月以上かかることもあります。まずは検査をして、現状をしっかり把握することが大切です。
歯周病は再発しやすい病気のため、治療が終了した後も定期的なメンテナンスが大切です。歯周病菌を完全になくすことはできないため、定期的にクリーニングと検査を受けることで歯の健康を長く保つことができます。
妊娠中の歯周病治療は、多くの場合比較的安定した時期(妊娠中期)に行うことができます。妊娠中の歯周病放置は早産リスクとの関連も指摘されているため、むしろ早めに受診されることをおすすめします。受診の際は妊娠中であることを事前にお伝えください。




