- Q 保険の入れ歯と保険外の入れ歯は何が違いますか?
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A保険の入れ歯は、使用できる材料が限られています。
保険外ですと、材料が自由に使えるため、バネが見えにくい入れ歯、磁石(マグネット)を使った入れ歯など入れ歯の設計の幅が広がります。
金属を多く使用する事ができるため(金属床)、壊れにくく、薄くよく噛めます。
また、部分入れ歯では、ご自分の残っている歯の負担が減るため、残っている自分の歯が保険の入れ歯を使用した時より長持ちします。詳しくはご相談ください。
- Q 入れ歯安定剤は何を使えばいいですか?
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A
入れ歯安定剤を使わないと、入れ歯が落ちる、安定しない時は、入れ歯が合っていない状態です。
しっかりとした入れ歯を作成すれば、入れ歯安定剤は不要と考えております。
- Q 入れ歯のお手入れはどうすればいいですか?
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A
入れ歯は毎食使用する物ですので、お手入れがとても大切になります。
しっかりとした、お手入れしないと、入れ歯が合わなくなったり、誤嚥性肺炎の原因にもなります。
以下の2点のお手入れをしてください。
①毎食後歯ブラシを使用して洗ってください。
ここで注意なのですが、歯磨き粉は使用しないでください。
ほとんどの歯磨き粉には研磨材が入っているため入れ歯を傷つけてしまうからです。
歯磨き粉の代わりに、台所で使用している中性洗剤、もしくは手を洗うハンドソープを使用してください。
②1日一回入れ歯用洗浄剤を使用してください。
- Q 予防:歯磨きで磨き残しの多いところは?
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A
歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、一番奥の歯、歯並びが悪い所の磨き残しが多いです。
キレイに歯を磨くには、1本1本の歯を意識して磨くことが大切です。
磨く順を決め、歯の裏側、表側、噛み合わせの面に分けて行うと、磨き残しを減らせます。
また、歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届かないため、フロス、歯間ブラシを併用するとより良いです。
- Q 予防:虫歯になりやすいおやつとは?
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A
クッキー、チョコレート、キャラメル、ドーナッツ等です。
虫歯になりやすいものは、糖分が多く、口の中に残りやすいものです。
特にクッキーなどは、歯の間に挟まり、虫歯のリスクを上げてしまいます。
- Q 予防:虫歯、歯周病はなぜなるのか?
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A
虫歯、歯周病は菌による感染症で、唾液から感染します。
スプーンなどを一緒に使うと感染してしまい、一度感染すると除菌は難しいです。
虫歯菌が多いかは調べることができます。
多い場合は、フッ素ジェルや、キシリトールで菌の活動を弱める事ができます。
- Q クリーニングとホワイトニングの違いは何ですか?
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A
クリーニングとは、歯の表面についている汚れを物理的に取り除くことです。
一方ホワイトニングは歯の内側の着色成分を薬によって分解することでご自身の歯の色を白くする行為です。
歯石や着色(コーヒー、やにによる)汚れがみられる場合、クリーニングで歯の汚れを落とした後、ホワイトニングすることをおすすめします。
- Q 矯正装置を使わないで歯並びを治すことはできますか?
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A
歯と同じ色の材料を張るか、被せて歯並びをそろえることができます。
(主に前歯)歯の外側だけを削ってセラミックを張るラミネートベニヤ法、 歯を一周削ってセラミックの被せ物を被せるセラミッククラウン法で、ある程度の歯並びは治せます。
ただし骨格的なものや本数によっては矯正しないと治りません。
- Q 金属の詰め物が気になります。治すことはできますか?
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A
金属の詰め物を全て外し、セラミックやジルコニアの詰め物を入れることによって天然歯のような見た目にすることができます。見た目だけでなく金属を使用しないため、アレルギーがないというメリットもあります。
- Q 審美治療ってどんな治療のことをいうの?
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A
歯や、口もとを美しく整える治療のことです。
虫歯、歯周病、入れ歯、歯並び、噛み合わせなど、患者様の希望するイメージに近付けるように、トータルな歯科治療を行っていくのが、審美治療です。
- Q 歯がなくなったままのところが気になる
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A
虫歯や歯周病、様々な理由で歯を失うことがあります。
まず、ほおっておくとどうなるのでしょうか?
① なくなった隣の歯が隙間を埋めようと倒れてきます。
② かみ合った歯が突き出てくる
③ ①.②に伴い奥歯の噛み合わせが低下し、前歯への負担が増加
歯がないままでも不自由に感じない方もおられますが、お口の健康を長く保つためにもめの治療をおすすめします。
治療は大まかに以下の3つがあります
① ブリッジ
② 義歯
③ インプラント
- Q 以前、処置した前歯の被せ物が汚れてきて見た目が気になるのでやり直したいが、どのようなものがいいのか?
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A
保険治療の場合、金属の被せ物に単一色のレジン(樹脂の材料)を貼り付けたものとなりますが、レジンは経年的に劣化し着色・変色を起こします。
一方、セラミックを用いた被せ物の場合、セラミックは劣化をしないので、着色・変色を起こすことがありません。
さらに何層にも色を重ねていきますので、より自然な形で見た目を回復できます。
- Q 保険治療に使われている金属はアレルギーを引き起こす可能性がありますか?
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A
保険治療で使用される金属はさまざまな金属が使用されています。
この金属は唾液に触れると金属イオンという小さな物質となって口腔内に溶け出し易いという性質があります。
この金属イオンが体の免疫細胞を過剰に反応し始めると金属アレルギーとなってしまいます。
よって金属イオンになり易いという性質上、金属アレルギーを引き起こす可能性が高いと言えます。
- Q 口内炎がよくできるのですが、どんな治療法がありますか?
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A
原因が噛み合わせによるものや、とがった詰め物等が口腔内にある場合、その治療をする必要があります。また薬を塗布したり、レーザーによる治療も可能です。
口内炎を多発している場合は、全身疾患の一症状の可能性もありますので、ご相談ください。
- Q 埋伏している歯を左右同時に抜歯することは可能ですか?
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A
埋伏抜歯の術後の反応は症例ごとに予期できません。
また、麻酔で左右広範囲に麻痺し、その日の日常生活にも影響が出ます。
身体への負担や術後の疼痛の可能性を考え、原則、左右同時埋伏抜歯はしません。
- Q 親知らずは抜歯したほうがいいですか?
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A
親知らずは口腔内の奥の方に存在するため、清浄も困難で、隣在歯が虫歯になったり、周りの歯肉などの歯周組織が菌に感染しやすい状態です。
また歯列不整の原因にもなります。痛くなってからでは麻酔も効きにくく、その痛みを繰り返す可能性も高いため、抜歯をおすすめします。
- Q 一度治療した所は虫歯になりませんか?
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A
再発する可能性があります。詰め物、被せ物した所には歯と修復物との継ぎ目ができ、プラークが溜まりやすくなります。
虫歯の再発を防ぐためには継ぎ目に段差の少ない、適合精度の高い修復治療を行う必要があります。
- Q 修復治療にはどのようなものがありますか?
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A
・直接プラスチックの詰め物で修理(CR)
・型取りして作った詰め物で修理(インレー、アンレー)
・型取りして作った被せ物で修理(クラウン)
・歯の神経をとった後の土台(コア)
虫歯が小さければ上の方の治療
虫歯が大きければ下の方の治療になります。
- Q 修復治療とは?
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A
虫歯に感染した部位を削って、歯を元の形に戻す治療です。
- Q インプラント治療は誰にでも適応するのでしょうか?
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A
残念ながら適応できないケースもあります。
・チタンの金属アレルギーがある方
・16歳以下の方(顎の骨の成長が終わってないため)
・日常のデンタルケアを十分にできない方
※歯が全く無い方や1本しか歯がない、または複数の歯がない方なども治療可能
ですが、インプラント治療が制限されるケースもあります。
・現在妊娠中の方
・骨粗鬆症の方や顎の骨が極端に少ない方
・慢性的な疾患のある方(高血圧や糖尿病など)
※良い状態にコントロールできている方は可能
・全身的な持病をお持ちの方
・精神的に不安定で医師との協調ができない方
- Q インプラントの治療費はどのくらいかかりますか?
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A
インプラント治療は現在のところ、保険が適応されていません。
治療費には使用するインプラントの本数や種類、上に装着する人工歯の種類、骨の造成の有無によって異なってきます。
また、術前検査の費用も別途必要になります。
- Q インプラントとは?
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A
インプラントとは歯の抜けた所に人工の歯根(インプラント)を植え、しっかりと顎の骨と固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する方法です。
- Q 精密根管治療とはどのような治療?
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A
マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使用した根管治療です。
歯の内部を拡大視し、直接根管内を見ながら治療可能なため、従来の手さぐりによる方法と比較し、治療の精度を格段に向上することができる治療です。
精密根管治療には長い治療時間を要し、特殊な技術と材料を駆使して行うため保険外の診療となります。詳しくは担当医にご相談ください。
- Q 根管治療:以前に治療した歯が再度痛み出したのはどうして?
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A
歯の中にある根管(神経の通り道)は非常に複雑で細かい形態をしているにも関わらず、従来は歯科医師の手指の感覚【てさぐり】だけを頼りに治療を行ってきました。
根っこの治療が終了したにも関わらず再発(腫れや痛み)してしまうのは、感染源の取り残しによる再感染が原因です。
そのため、現在はマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を用いた精密根管治療が重要な治療方法になっています。
- Q 根管治療:治療中や治療後に痛みは出ますか?
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A
基本的に麻酔を使用するため、治療中に痛みを感じることはありません。
ただし炎症が強く出ている場合、麻酔が効き辛く多少の痛みを伴うこともあります。
根管治療に限らず、歯の治療は身体に刺激を与えていることになりますので、腕や足に怪我をした時と同じように痛みが取れるのに数日かかることもありますので、場合によって鎮痛剤の処方を行います。
- Q 根管治療とはどのような治療?
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A
歯の神経が炎症を起こしている、細菌が感染している、その細菌の影響で根の先に膿が溜まっている、等の時に行う治療です。
根っこの中の感染物質(細菌)を徹底的に除去するため、治療期間がかかります。
- Q ホワイトニングは何回ぐらいかかりますか?
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A
基本は1回ですが、白くなりにくい方や、より白くなりたい方は回数を重ねていただければさらに白くなります。
- Q ホワイトニングの費用はどれくらいかかりますか?
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A
税込46,200円です。
- Q 虫歯がある歯でもホワイトニングはできますか?
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A
虫歯の大きさによってできる場合とできない場合があります。
虫歯の大きい場合は、ホワイトニングで痛みがでてしまうことが多いので虫歯の治療後にホワイトニングを行います。
- Q ホワイトニングで歯が弱くならないですか?
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A
歯自体を傷つけたり溶かしたりするものではないので、歯が弱くなる事はありません。
- Q ホワイトニングの施術は妊娠中(授乳中)でも大丈夫ですか?
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A
体に大きな害はないのですが、薬液を使っているので、妊娠中や授乳中は避けていただいた方が良いと思います。
- Q ホワイトニングでずっと白いままでいられますか?どのくらいで戻ってきますか?
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A
ホワイトニングは後戻りします。
歯に着色しやすい食べ物や飲み物など生活習慣によって個人差があります。
- Q ホワイトニングでどのくらいの期間で白くなりますか?
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A
当院ではホームホワイトニングをおすすめしております。
毎日行なっていただき3か月でmaxの白さになると言われております。
- Q ホワイトニングで痛みは出ますか?
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A
個人差もありますし、お薬の種類によってしみる場合もあります。
- Q ホワイトニングはおそうじとは違うのですか?
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A
おそうじは歯の表面についた歯石や着色を除去するだけです。
- Q ホワイトニングとは何ですか?
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A
歯に入り込んだ色素沈着を分解・除去し、エナメル質表面に変化を生じさせて光の乱反射で歯を白くします。
(使用する薬液は過酸化水素水です。)